ジオスの本質はその自由性にある

いやっほおおおおおい！！！！　Machinakaです！！！！！！

今回批評する映画はこちら！！！！

「ダークタワー」

このポスター見て分かるでしょ？

おバカ映画、来る！！！！！！！

キャッチコピーがやばいですよ、もう。

「タワーを守る最後の戦士。」

「タワーを崩壊に導く者。」

だからどうした！？

今後の人生に何の役も立たないこと間違いなし！！　

脳みそを使う必要なし！！！

純粋な娯楽映画、見てきました！！！！！

それでは「ダークタワー」批評、行ってみよー！！！！

[あらすじ・見どころ]

あらすじなんていらねぇよ！！！　

文字を読む必要なし！！！！

予告だけ見とけ！！

それでは映画の感想にいってみよ??！！！！

[映画の感想]

・一言感想

ヤングアダルト小説的世界を壮大なスケールで描くおバカ映画、、、、

と思ったら、ただのおバカ映画じゃないか！！！

はい、想像していた以上に酷い。酷いです。

設定自体はですね、すごく好きなんですよ。

ダークタワーってカッコ良い名前、マシュー・マコノヒーが悪役。タワーを守るバトル物。

そして原作がスティーブン・キング！！！　

一体どうなってしまうんだ、この映画は！　やっぱりスティーブン。キングが原作っていうとテンション上がるね！いいね！！

って思ってたんですけども、映画を見たら・・・・

ド派手なアクションを期待してたんですが、アクションも大したことない。ただのおバカ映画でした。。。。

・小役って大事だね。

まずですね、スティーブン・キングということで、「IT」や「スタンドバイミー」のように、小５?小６くらいの子供でも大人でもない少年を主人公にしてるんですけど、、、

英語ネイティブじゃない俺から見ても、あまりにも下手すぎるwwwwww

お母さんが殺されて、お父さんが殺されて、その時のコイツの反応が「のぉぉ、のぉぉ、のぉぉ」って言ってるだけなんですよw　しかも、何の感情もなく「のぉぉ」って。。。

こんなことあります！？　ってか、すぐに両親の両方の死を理解しますか！？

で、そこから滝のように泣こうとするんですけど、泣くんじゃなくて叫ぶように泣くんですよね。あの泣き顔をずっと見てたら、一瞬本田翼の顔が重なりましたよ！！！

もう見る気なくなるよね。一気に「あ、これ芝居だったんだ」って感じてしまう。萎えてしまう。もう映画に入っていけなくなったよ。俺、ダークタワーに入る気が無くなったよ。

スティーブン・キング原作の映画って、天才子役が支えていたんだなぁと感じるばかりです。

・あの名優も、、

加えてですね、あの名優マシュー・マコノヒーがダサく見えるほど、あまりに一面的な悪役を演じている。何の工夫もない、何の演出もない、ただセリフを読んでるだけのウンコ演技だったんですよ。

これ、監督は間違い無く、俳優への演技指導ができていない。まさか堤幸彦スタイルで、現場に出向かずに部屋から見守っていたのか？　もしくはダークタワーから見ていたのか！？　と思うレベル。

とにかくねぇ、マコノヒーがただの俳優に思えてしまったのは罰ですよ。

・銃に自由がない

銃を完全になめてましたね。

マグナムを改造したリボルバー式の銃を主人公が使ってるんですけど、西部劇的な銃使いを意識しすぎたのか、出てくるのはマグナムだけ。しかも、弾の装填方法がありえんてぃ、、、、

あれで敵を倒せるのか？　ラスボス倒せるのか？

最初と最後で、戦闘シーンの絵面がまるで変わってないっていうねw　そんなの何も盛り上がらないよ！！

・衝撃のラストシーンに備えよ。

とにかく、ラストの戦闘シーンが酷かった。

ラスボスのマコノヒーはスターウォーズで言うフォースの使い手で、洗脳できるし物を動かせるし

でも、戦場が廃墟ということで、単に鉄くずをフォースで投げるだけなんですよ。

おい！！鉄くずだったらフォース使わずに手で投げた方が早くね！？

マコノヒーは鉄くず、主人公の銃使いはマグナムから発射される弾＝鉄くずで、鉄くずVS鉄くずのクズバトルなんですよ。

そんなの誰が見たいんだよ！！　せっかくなら爆発とかもっとしろよ！　マイケルベイの偉大さがよくわかった

・暗黒トゥモローランド

この映画って、すごくトゥモローランドと似てるところ多いよね。もうね、タワーの絵面がそっくりなの。

子供をさらってタワーに誘い込む設定も同じ。スティーブン・キングってトゥモローランドからヒントを得たのかなぁ？

トゥモローランドは世界中から天才を集めてエリート集団を作ってましたけども、今作のダークタワーはクソ子役を集めて何がしたかったんだよ。もう。。

・ワーストとか言いたくない

この映画に対する愛情が全くわかないんですよ。同じクソ映画でもね、鋼の錬金術師とかジオストームみたいに突っ込みたくないというか、もう早くお別れしたいんですよ。

だから、この映画に対する評価は「無」もしくは「ESC」

早く記憶から消し去りたいのです。

ということで、Machinakaの映画夢日記史上でも最短の2200文字でフィニッシュです！！！

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昨日は

めちゃくちゃ寒かったですよね

そんな寒風が吹く中

ロードバイクで有楽町へ

TOHOシネマズ日劇で

『天国と地獄』を観てきましたよ

エド・マクベインの原作を得て

黒澤明監督が映画化した

全編息づまるサスペンス

製靴会社の専務

権藤の息子と間違えられて

運転手の息子が誘拐された

要求された身代金は三千万円

苦悩の末

権藤は運転手のために

全財産を投げ出して

三千万円を犯人に受け渡し

無事子供を救出する

非凡な知能犯の真の目的とは

鉄橋を利用した

現金受け渡しのシーンは秀逸で

実際にこれを模倣した

誘拐事件が発生した

また白黒作品であるにもかかわらず

最も重要なシーンで

一個所のみ着色を施すなど

新たな演出も印象深い

昨日の土曜日は

いつものように

映画を観に有楽町へ

ロードバイクで向かったんですけど

TOHOシネマズ日劇に到着したら

2月で劇場が閉館になるって

書いてあるじゃないですか

ビックリして

昨日は

『ジオストーム』を

観る予定だったんですけど

予定を変更して

さよなら日劇ラストショウの

作品を観るコトにしたんですよね

さよなら日劇ラストショウでは

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

『ターミネーター』

『アバター』とか

懐かしい映画が

ラインナップしてたんですけど

その中で

これらの映画より

ずっと古い

日本の映画を観るコトにしました

観た映画は

黒澤明監督の『天国と地獄』

劇場の中に入ったら

もう映画が始まってました

映画を観た後の感想は…

なにコレ…

だいー！

大傑作映画だぁ！

この映画は

1963年に公開された映画で

白黒の映画だったんですけど

ぜんぜん古く感じなかったんですよね

そして

現在公開されてる

どの邦画よりも

スケールが大きくて重厚で

スピード感があって

最高の映画でした

さすが

世界のクロサワって言われて

世界中の映画ファンから尊敬されてる

黒沢明監督が作った映画ですよ

完璧な映画でしたね

『天国と地獄』

脚本が素晴らしかったんです

主人公の子供が誘拐され

犯人から高額な

身代金を要求されるんですよね

その時

自分の地位を保つために持っていた

5,ooo万円の小切手で

すぐに身代金を払う覚悟をした

主人公だったんですけど

誘拐した子供が

主人公の子供ではなく

自分の運転手の

子供だったっていうコトが

わかるんですよね

でも犯人は

身代金を出さなけれれば

誘拐した子供を殺すと言うんです

自分の子供じゃないのに

自分の人生を左右する大金を

犯人に渡すのか

主人公の苦悩が描かれるんです

その後

主人公は

会社の地位も自分の家も

すべて

自分の人生を投げ打って

3,000万円の身代金を用意して

子供を助けるコトにするんですけど

その身代金の受け渡し方が

よく考えられてて関心しました

身代金の3,000万円は

幅7cmの鞄の入れろと

犯人から指示があるですよね

そして

特急こだまに乗れと言われるんです

刑事と一緒に

特急こだまに乗っていた主人公に

犯人から車内電話がかかってきて

今度は

洗面所の窓から

身代金を外に投げろと

指示があるんですよね

なぜ犯人が

幅7cmの鞄を作らせたのが

誰も分からなかったんですけど

窓が開かない

特急こだまの洗面所だけ

窓が7cm開くコトを

犯人だけは知ってたんですよね

投げ捨てられた

身代金の入った鞄は

川沿いにいた男が拾ったんですけど

その姿を刑事が

8mmカメラで撮影してたんですよね

映画を観た後

知った話ですけど

このシーンで

黒沢監督の

完璧主義が爆発したそうです

このシーン

川沿いの撮影場所だったんですけど

その場所に

民家があったそうなんですよね

撮影すると

どうしても民家が映ってしまって

緊迫感が薄れると言った

黒沢監督

なんと

その家を取り払ったそうですよ

どこまでも

完璧を求める黒沢監督

最上級の映画監督ですね

黒沢監督も最高なんですけど

役者さんたちも

最高の演技をしてましたよ

主人公の権藤役の

三船敏郎さんの演技が

素晴らしかったんですよね

靴職人から

重役まで出世した人物を

演じてたんですけど

時折見せる

靴職人だった頃の顔が

最高でしたよ

戸倉警部役の

仲代達矢さんも最高でした

冷静沈着でクールな

エリート刑事の役なんですけど

熱い刑事魂を持ってる

戸倉警部を好演してましたね

仲代達矢さん

そして

誘拐犯・竹山役の山崎努さん

『天国と地獄』が

映画デビューしてから

3年目の作品だったそうですけど

その演技は

ベテラン以上に凄味がありましたよ

この時

大スターだった

三船敏郎さんと比べても

負けてない演技でした

最後に

この映画で

１番好きだったシーンを書いて

終わりにしますね

そのシーンは

クライマックスのシーンなんですよね

誘拐犯の竹山が

海の見える高台の別荘地の家に

共犯者を殺しにいくシーンなんです

湘南の明るい雰囲気の別荘地

共犯者の家のラジオから

音楽が流れてるんですよね

すると

その家の花壇の茂みから

竹山が顔を出すんです

この時の

ラジオから流れてる

♪O Sole Mio♪の

明るい音楽と

人を殺しにきた竹山の異様な姿と

竹山のサングラスに映る

キレイな海との

コントラストが素晴らしくて

感動したシーンです

『天国と地獄』

観たコトがない人がいたら

絶対観たほうがイイですよ

素晴らしい映画でした

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